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大阪工業技術専門学校 建築系学科

Author:大阪工業技術専門学校 建築系学科

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『N氏の山荘建設』
愚直な仕事を要領よく
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BEFORE AFTER

Before今回の工事遠征のもう一つの目的は、ベースキャンプの工房部分の土間を、合宿所寝室に大改造することです。(右の写真は改造前の状態です)


床を造る工事を『床組み工事』といいます。
”束”、”大引”、”根太”と呼ばれる部材を組み、その上に”床板”、”畳”を敷きこみます。
(専門用語の部材名が良く分からないという方、そのうち図解できたらと思います・・・)
作業中・・・
小規模なベースキャンプの床組み工事ですが、その内容は本格的な新築工事と全く同じなのです。今回の作業に参加した学生たちは、1年次の課題で軸組(=木造の骨組)の模型を作っていますが、こうして本物を作る事でより確かに理解できた学生もいたようです。

数時間の作業の末に、床組みが出来上がりました。いよいよ畳を敷いて完成です。
畳は、世話人の左海が近所の畳屋さんでもらってきた物ですが、サイズがやや大きめだったため、一枚一枚大きさを合せながら、畳を円鋸で切断して敷き込みました。After



「まぁ!なんということでしょう!土間だった部分に和室が出現したのです」

雑魚寝です!そしてこの日は、
完成した6帖の和室に、男子8名が雑魚寝した次第です。


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遣方(やりかた)

遣方02縄張りに引き続いて、主に高さ関係の基準を設定するために、『遣方(やりかた)』と言う作業をします。
建物の重さを支えて地面に伝える役割をする、コンクリート製の基礎を作る訳ですが、その基礎の天端(てんば=上面の高さ)を基準とし、水糸という通り芯代わりの糸を空中に張る作業です。

レベルで水平をニラむレベルという測量機械をニラミながら、同じ高さに横木(水貫)を取り付けるところが、この作業のミソです。そして出来上がった遣方が、不注意から踏んだり、物を置いたりして、高さが狂ってしまうことを避けるために、水貫を打つ杭の上部を変則的な斜めに切り落とします。イスカ切りといいます。イスカという鳥の口ばしの形にちなんだ呼び名だそうです。
縄張り・遣方作業に参加の学生たち




縄張り

遣方01『縄張り』とはその名のとおり、縄で地面に建物の図を描く作業です。
紙に平面図を描く時は、基準となる壁の中心線(”通り芯”といいます)から描き始めます。それと同じように、地面に実物大の図面を描くような感じで縄を張ります。
縄張りを行いますと、今まで何も無大矩かった地面に建物の位置や大きさが表示されて、敷地と建物の関係がよく実感できます。(※配置図はこちら

この作業のポイントは、直角をいかに正確に描くか?ということです。長さはメジャーで測れば何メートルでも正確に測ることができます。でも角度は、巨大な分度器でも無い限り、簡単には測ることが出来ません。
そこで、先人の知恵なのですが、「大矩(おおがね)」と呼ばれる大きな直角三角形を作製して、それを基準に直角を出します。今回は、現地でその大矩を作りました。ピタゴラスの定理そのままに、3対4対5の大きな三角定規が出来あがりました。


初めての現場

3月22、23日の1泊2日、ついに一回目の工事遠征を敢行してきました!
学生10名、教員3名で、22日の午前9時に学校を出発、阪神高速、阪和道、湯浅御坊道路を経て、11時に現地到着です。

今回の目的は、
1.計画建物の配置(敷地のどの位置に建てるか)を確認する事。
2.宿舎として使う為に、既存の建物(以下、ベースキャンプ又はBC)の
  床上げと畳敷き込みを行う事。
以上の2点です。

現場写真01今日は、配置についてレポートします。
配置図でお分かりのように、今回建設する母屋は、既存の2つの建物の間に計画されています。
計画母屋の左側の隙間は、将来、玄関ホールとして増築し、母屋とBCとを連結します。
また、ベースキャンプ浴室前の空地はバスコートとして整備し、湯上りのビールを楽しむ場となる予定ですので、少しでも隙間の間隔を確保したいところです。
計画母屋の右側の隙間は、ガスボンベ置き場と裏庭への通路となりますので、あまり狭いと使いつらくなります。最低でも800mm程度の幅を確保したいところです。
また、北側の裏庭は、母屋とBCを一直線にならべたいと考えています。
このように、今回の配置計画はキワドイ位置関係をニラミナガラの、割とシビアな作業となります。
この作業を「縄張り」と言いますが、この作業の詳細は次回に紹介しましょう。

(※右サイドバーのリンクからも図面が閲覧できます)



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