基礎を正確に作るために、捨てコン(捨てコンクリート)を打ちます。
基礎本体はドロドロのコンクリートを型枠に流し込んで作ります。ですから型枠の精度がそのまま基礎の精度に繋がります。傾いた基礎に真直ぐな家は建ちません。 型枠を正確に作るために、地盤上にコンクリート製の水平な作業台を作ります。それが捨てコンです。 固まってから、建物の基準線である通り芯や型枠の位置を示す線等も描きますので、地盤上の巨大な製図板でもあります。
基礎本体よりも一回り外側に、高さの基準となる板を入れて、厚みは50mm程度のコンクリートを打設します。4つの島の斜め部分も、今後の配筋作業(鉄筋をタテヨコに組む事)で崩れないようにコンクリートで覆いましたので、捨てコンの打設数量は1.5m3になりました。 転圧した砕石に水を撒いて、コンクリートミキサー車からコンクリートを運ぶ一輪車(通称ネコ)の通り道を確保、運ぶ者、トンボでコンクリートを均す者、木鏝(きごて)で水平に整える者、等などの段取りをして、9時ちょうどにミキサー車が到着、まったなしの一気の作業が始まりました。
  
最期の1杯がネコから流し込まれたのが9時40分ごろ、あっという間の作業でした。やりはじめたら途中で止められないコンクリート打ち作業を通じて、改めて事前の段取りの重要さを感じました。基礎本体では捨てコンの7、8倍の量のコンクリートを打設する訳ですが、いい予行演習になったと思います。
  
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