プロフィール

大阪工業技術専門学校 建築系学科

Author:大阪工業技術専門学校 建築系学科

カレンダー

12 | 2007/01 | 02
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

『N氏の山荘建設』
愚直な仕事を要領よく
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

内装工事-【床張り_その2】-

型枠再利用!型枠と断熱材型枠の床

和室部分の床下地板は、基礎工事に用いた型枠パネルを再利用しました。
基礎工事が終われば型枠パネルは不要となってしまいますが、このまま廃棄するのは
”あまりにもったいない!”との思いがありましたし、
和室と居間の床高さを揃える(いわゆるバリアフリー)上でも有効でした。

床下地板を張ってしまうと床下が閉ざされてしまいますので、その床下の配管前に各種の配管を入れておく必要があります。
給水管、給湯管、排水管、ガス管等ですが、基礎の立ち上がり部分には、これらの配管を想定した開口を予め取ってあります。

今回はガス管を除いて我々で工事を行いました。
漏れるも八卦、漏れぬも八卦なのであります。


スポンサーサイト
内装工事-【床張り_その1】-
N氏山荘建設プロジェクトは「内装工事」がスタートです!
棟上げの段階で、軸組材料の一番下にある土台や、床を支える大引が入っています。
コンクリート製基礎の上に910mm間隔で大引があるため、建物内は歩きにくく作業も困難な状態です。内装工事は、床面を平らにしてその後の工事を容易にするため、床工事から始めました。

大引の上に根太という床組材を455mm間隔で直行方向に取り付け、根太と根太との間には100mm厚のグラスウールを断熱材として充填します。
大引と根太床作業中・・・断熱材の充填

その上に床下地として15mm厚の杉板を張り付けます。

杉板張りさらにこの上にフローリングやカーペットを張って床が完成するわけですが、先ず下地板まで張って、そこを作業台として利用し、壁や天井等の内装工事を先行させた後、床を仕上げる予定です。
これは、仕上げた床を傷つけないための配慮ですが、このあたりの工事手順は、納まり(各部材の取り付け方)や、施工難易度をニラミながら、あれこれ思案をするところです。
1年生は規矩術の修業中

規矩術実習1大阪工業技術専門学校建築技能学科の2年生が卒業製作に奮闘中の頃、1年生は「規矩術」の修業中。

規矩術とはつまり、大工道具の1つ曲尺(かねじゃく、さしがね)の使い方。
その基本は、和算の勾股弦(勾殳玄)にあり、これは三平方の定理(ピタゴラスの定理)とその応用問題と言えます。規矩術実習2
小屋組みや、四方転びなど斜めの部材どうし、そして水平部材、垂直部材との取り合い部分の墨を付けるために、規矩術は必須の大工技術と言えます。木造建築物の寄棟屋根の先端部には、この規矩術の基本が全て使われています。

この日は、まず親方衆から規矩術の基礎、基本を解説してもらい、その後学生たちが個々に実践します。しかしその難しさに曲尺を持つ手も停滞気味のようです。親方衆が手の止まっている学生に厳しく指導して回ります・・・
親方から「簡単やろ!よく考えろ」「難しいことなんかないやろっ!」という声が作業場に響きます。
悪戦苦闘しながら、理屈を頭で理解しながら、これを身体で覚える!

規矩術実習3規矩術実習4規矩術実習5

見てると簡単に見えることも、いざ自分でやってみると難しいですね。
大工を目指して、修業頑張れ!


建築技能学科の卒業製作!
船N氏の山荘建設プロジェクトは、大阪工業技術専門学校建築技能学科」の学生を中心として実施していますが、今春卒業を控える技能学科の2年生は、同時に卒業製作にも取り組んでいたのです!

冬休みも間近の12月中旬、その卒業製作の提出がありました。
卒業製作はまず、「何をテーマにするか」を個々の学生が教員と何度も打合せを行い決定していきます。
何故それを創るのかから始まり、その後は図面のチェック、材料の選定や購入など詳細まで詰めていきます。
当たり前の事ですが、提出された作品には全て図面がありますし、模型を創って細部を確認しながら作品づくりをしていった学生もいます。

だんじり神社神社
 
道具箱大工への憧れから船のミニチュアを製作した学生、地元だんじりの木組を再現した学生、神社の研究をしてそのミニチュアを創った学生もいました。
収納家具をテーマに選ぶ学生は毎年います。今年は檜風呂も提出されました。

大工を目指す学生らしく、大工道具である道具箱や墨壷を創った学生もいました。墨壷には縁起物の彫刻もしっかりと施されています。
昔の大工は自分で墨壷を造って彫刻までしたといいます。自作の墨壷が技量の証ともいえるものだったのです。
また、それら大工道具を収納する道具箱もまた重要アイテム。
細かな木組がされており、学生のこだわりが感じられた一品です。

道具箱墨壷棟梁の目
 
提出された作品1つ1つに、親方衆の厳しい目が光っていました。この後、優秀作品の選定作業が行われます。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。