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大阪工業技術専門学校 建築系学科

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内装工事-【和室壁_その1】-

和室の壁はジュラクと呼ばれる土で仕上げます。

ジュラク(聚楽土)とは元々京都市内の聚楽付近で産出した栗色系の土ですが、現在では上塗り用の土系材料の総称のようになっており、今回も建材メーカーで既調合された袋詰めの物を使用します。
この仕上げ材を塗るまでに、何工程か作業がありますので順に案内しましょう。


荒壁が塗られた状態の壁は表面が凸凹で、柱の部屋内面から40mm以上壁面がへこんでいます。仕上がった壁から柱が飛び出て見える壁のことを"真壁"といいます。(逆に、柱が面材で隠れた壁を"大壁"といいます)
和室は真壁で仕上げるのが一般的ですが、壁から柱が出た部分を"チリ"と呼び、今回はチリ寸法7分(21mm)の真壁で仕上げる予定です。
仕上げのジュラクの塗り厚は2mm程度ですので、荒壁をあと20mmほどフカさ(塗り増さ)なければなりません。

先ず、チリが真っ直ぐに通るように、チリ位置に朱墨を打ちます。
チリ際の処理墨壷の墨は通常黒色ですが、このような仕上げ材料に打つ墨は、あとから雑巾等で消す事が出来る朱墨を用います。
次に朱墨に添って"ノレン"と呼ばれるチリ割れ防止の材料を釘で打ちつけます。
土材は乾燥に従ってどうしても収縮しますので、柱と壁の接点(チリ際)で隙間が生じてしまいます。そこで土材と柱とを強制的につなぎとめるノレンの登場となるわけです。
ただこのノレン、左官材料店にも置いていない希少品になってしまったようで、取り寄せて手に入れました。

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